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ARDOURのコンパイル

AKAI S3000XL(MESA)用に使ってたファンレスEeePCをモバイル録音機に仕立てたい
MESAは別のXP機に任せることにした

一応、Win7とCubase5LEで事足りるんだけど、
手持ちのTASCAM US-1800だと気軽にテスト録音に持って行けるサイズじゃない
さらに勢いでUS-4x4を買ってみたら同じTASCAMでもデジタル入力が無いせいかオーディオIF側をクロックマスターにできない
するといくらバッファ盛っても不用意な負荷がかかったときにクロックが遅れることがあるようで、
後で聞いた時に瞬間的に早送りみたいになってたりして使い物にならない
特にEeePCはCPUが非力なのでそうなりやすい

なのでHDDをSSDに乗せ換える際についでにパーティションを切ってKONA LINUXとのデュアルブートにした
こいつならめっちゃ軽いうえにリアルタイムカーネルなので送信クロックが安定する
テスト録音で何度かこれで録って、本番ではUS-1800を使うってことにすれば手間もかからないのでは
それに前にKONA 2.3 jack使ったときはARDOURも同梱されてたし~
と思ったらKONA 4.0 black/jackエディションにはARDOURは含まれてなかった

仕方ないのでARDOURのソースコードを落としてきてコンパイル、インストールまでやってみた
自分の場合、Linux自体あまり詳しくないので先にNON-TIMELINEという、
コンパイルの要点がちゃんとテキストファイルで書いてあるソフトでターミナル多重起動に慣れてからやってみた
もっというとNON-TIMELINEで用足りればよかったんだけど、
自由度が高すぎて、JACKの設定がくっそメンドくさいので、
結局ARDOURをコンパイルすることになったのが実際のところ
NON~はラズパイでも動くくらい軽いらしんだけどねえ

ARDOURは日本語情報が少なすぎるので覚え書き
一応公式がこれ↓
https://ardour.org/building_linux.html

ライブラリの追加なんかは多分、ここが一番親切↓
http://ju-ana.com/heathvision/BeforeYouStart

全部英語だしARDOURの今のVerに足りてないライブラリもちらほらあるけど、
足りない分はググれば出てくるし、ARDOUR4までに必要な分がひとまとめになってるのはありがたい
それと丁寧な英語なのでgoogle翻訳で十分読める

まずソースコードの入手は
https://community.ardour.org/download
から最新の安定板を落としてくるのが安全かと思う
せっかちな自分はとりあえずターミナルでgit cloneでダウンロード、
展開して後々コンパイルし終わったらプレリリース版のARDOUR6だった
なのでgit cloneで落としてくるのはやめたほうがいいと思う

フォルダを展開したらユーザーモードのターミナルから
./waf configure
をぶち込む
noとかnot foundが出たら逐次別窓からapt-getで追加していく
上に書いた解説サイトの「sudo apt-get~」って書いてある羅列がそれだ
別窓からライブラリをインストールしたらまた開けっ放しにしてたARDOURフォルダのターミナルで./waf configure
この繰り返し
ただclangとcwiid(wiimote)は要らんぽくてnot foundが出ても無視して設定が進む
clangはコンパイラのフロントエンドらしいけど、
無くてもgccとg++が入ってれば普通にコンパイルはできるので宗教上の問題らしい
cwiidはWiiリモコンのライブラリらしい、何に使うんだそんなもん
入れなくても済む物は入れない

↓は勢いあまってrootモードで./waf configureしてるの図
ファイル 658-1.jpg
半日かけてコンパイルしたのを全部消してやり直した

全部通ったら./wafでコンパイル開始
finished successfullyが表示されて終わったら./waf installでインストール
よく覚えてないけど多分インストールだけはrootモードじゃないとダメじゃなかったかな
別にインストールしなくてもいいらしいし人によってはそっちのがいいらしいけど、
少なくともオレのARDOUR6(5じゃない)はインストールしたほうが楽
インストールしない場合、よくわかんねえんだけど、
展開したフォルダ内にある/gtk2_ardourで./ardevをコマンドで打たないと起動しない
インストールした場合は/usr/local/binに本体があり、普通にダブルクリックで起動する、
そのシンボリックリンクなりショートカットなり作ってデスクトップに貼って使えばいい
ただし、どちらにしても設定ファイルの保存場所のパミッションを変更しないといけない
そこら辺は起動後のエラーログに出るから自分でどうにかする
あと、起動前は必ずJACKは起動しておく(KONA/JACKはログオンと同時にJACKが起動する)

で、使ってみた感想だけど、
EeePCの画面解像度(縦600pixel)では全然足りない
せめて768は欲しい、あとほんの少しが足りない
おかげで設定項目までマウスが届かなかったりする
まあそれはオレの環境のせいなので仕方ないとして、
DAWとしては直感的に使えてとてもよくできてるなあと思った
あと、PROTOOLSとかと同じでサンプル単位で処理しているのか、逆方向にルーティングができる
例えば(オレはこのセットではやらないけど)BUSに回したディレイ音にリバーブとかトレモロとかをかけて、
元のトラックに戻してフィードバックなんてことが普通にできる
さすがにPROTOOLS並の操作性とまではいかないけど、機能としてはそういうことができるのが特徴的だと思った
それと、マルチトラック同時録音を意識してなのか、トラックを追加すると自動的に空きの入力が割り当てられる
今回の用途で言えば、オーバーヘッドにステレオ、キックとルームにそれぞれモノトラックを順に追加すると、
オーバーヘッドにIF側の入力1+2、キックに3、ルームに4といった具合に勝手に割り振ってくれる
なので自宅録音というよりスタジオ向きだなと思った
ただ、当然ながら全部英語
そこさえ乗り越えられればモバイル録音機用としてはとても便利に感じた

つーかね、IEEE1394(FIREWIRE)だと当たり前についてたデジタル入力がUSB2.0以降だと少ないのね

買ったCD追記(Sodomの1stについて)

Sodom In the Sign of Evil / Obsessed By Cruelty


SODOMの1st EPと1stアルバムが一枚に詰め合わせになってます
これがまたすげーのなんの
ギターとベースはかっちり揃ってんのにドラムだけが意味のわからない拍を刻んでて、
それでいてキメはかっちり揃うっていう
一発録りかな?と思ってよく聞くとギターは一人しかいないのに左右でオーバーダブしている
マジでどうやって録ればこんなことになるのかさっぱりわからない
バンド全体がカッチリキマる度に嘘だろ!?ってなる
この時のドラムはすでに脱退していて、このアルバムの特殊過ぎる演奏は今では再現不可能だそうな

オレはこういう下手糞な演奏でしか起こらない奇跡と感動をスカムロック現象と呼んでいます

昔、通ってた学校の先輩のやってる駄菓子菓子というバンドがありまして、
オレがまだ在校当時に彼らが度々「色物と呼ぶなかれ」という、
色物バンドしかいないイベントを組んでいたんですね
駄菓子自体は巧いバンドなんですが、イベント参加バンドはバカテクから下手糞まで手広くそろってまして
その中でも特に下手糞だったギターVoとベースと、打ち込みを録音したMDという編成のユニットが凄かったんですね
ギターもベースも本当に昨日今日始めたばかりなんじゃないかってくらい下手糞なのに、
ちゃんとオリジナル曲を揃えているだけでも驚愕に値するんですが、
ギターVoがギターソロに入った途端、チョーキングだけが無茶苦茶に巧いんですねこれが
で、それ以外はピキピキポコポコとまともに音が出ないのにチョーキングした瞬間だけ鳥肌が立つほど聴かせるんです
フロアはチョーキングする度にあまりのギャップに大笑いしながら盛り上がっておりました
こりゃあ次のイベントも見なきゃな!と思って行ってみたらですね、
ギターが全体的に巧くなってるんですね
チョーキングは相変わらず巧いんですが、なんていうかこう、まっとうな努力の結果という感想になってしまい、
あの日のあの感動はあの技術力の低さ故に起きた、まさに奇跡の「現象」だったわけです

スカムロックに対する憧れのような物はエピフォンの安ギターを担いで上京する前から、
おそらくはオールナイトニッポン土曜二部のインディーズチャート上位にしょっちゅう上がってきてた、
「猛毒(バンド)」を聞いた時からずっとありまして、
その憧れが何物なのかを理解したのが多分、上記の「現象」だったんだと思います

自分は元からギターが巧くありません
専門学校で散々練習したのにたいして巧くならなかったのです
音楽理論の勉強だけは高校の授業よりよほど楽だなと思い、自分で作曲ができるくらいにはなりましたが、
この二つの条件が揃ったばっかりにロクにコピーバンドも組まずに、
いきなりオリジナル曲を作って自分の弾ける範囲でしかギターを弾いてこなかったので、
普通の人にできることがほとんどできません
近年は鬱を患った関係でまともなリズムも刻めなくなりました
でも、それが功を成したのが多分「惑星から」なんだと思っています

あのドラムはオレが叩いたのをループで刻んでいますが、聞いての通り下手糞です
おまけに、これはわざとですが録りもできるだけ滅茶苦茶になるようにオフマイクで録ってます
でも過去最高の曲と自信を持って言える曲でもあります
「惑星から」はその時は自覚はありませんでしたが、
スカムロックへの憧れが形になっていたんだと、今は思っています

スカムロックは奥と、業が深いです
どうぞみなさん、スカムロックの大穴へ旅立ちましょう

最近買ったCDとか

去年書いてなかったから二年まとめて

アイカツスターズ!OP/ED スタートライン!/episode Solo 〇
ドラゴンボール超ED よかよかダンス
幼女戦記ED Los! Los! Los! 〇
けものフレンズOP ようこそジャパリパークへ 〇
Let’s go!スマイルプリキュア! 〇
Dokkin◇魔法つかいプリキュア!(後期盤) 〇

V2 背徳の瞳~Eyes of Venus~
OPTICAL‐8 バグ 〇
Sodom In the Sign of Evil / Obsessed By Cruelty 〇
Spiderbait 5 Album Set(五枚組)
Black Keys Magic Potion 〇
Unida Coping With the Urban Coyote 〇
Nirvana In Utero: 20th Anniversary: Deluxe Edition 〇
Best of Scottish Pipes & Drums
Easy Baroque Pieces for Classical Guitar (Book & CD)

島倉千代子 ツインパック 〇

ザンデルリング & シュターツカペレ
・ベートーヴェン : 交響曲 第8番 | ブラームス : 交響曲 第1番(73年来日公演)
・ブラームス:交響曲第1番(71年東ドイツスタジオ録音) 〇
・Complete Symphonies(70年代のブラ1から4まで)

アマデウス弦楽四重奏団
・ブラームス:弦楽六重奏曲第1番&第2番

ブラック・サバス 〇
・Vol.4
・PARANOID(DVD4チャンネルステレオ)
・Classic Albums: Paranoid(Blu-ray)
・Eternal Idol
・TYR
・Headless cross

AC/DC 〇
・BLOW UP YOUR VIDEO
・THE RAZORS EDGE
・BACK IN BLACK

Amazon以外で買ったのがまだあるような気がしないでもない
一応、〇のついてるのはアタリ
アニソンだと幼女戦記が意外なダークホースだった
けっこうな音圧なのに分離感のあるとても良い録音
Voだけ抜き出して聴いてみるとけっこうな低音までカットされずに収録されてて感心した
島倉千代子のベストは日本の録音の歴史(SP盤からDAWまで)を遡るのに丁度よいベンチマークになるので、
ローファイとは何ぞやを知りたいヤツにはオススメ
Black KeysはMagic Potionだけ別格
なんでこれだけ入手困難なのか意味がわからないくらいの良作
ベースレスで音の軽いヘヴィロック
In Uteroのデラックスエディションは二枚目の最新アルビニMIXが目当て
バンドメンバーの居ない状態でアルビニが本気出したらこうなるのかあ…と
ザンデルリング & シュターツカペレの各録音は、東ドイツの当時の録音技術(ノイマンの古い技術)を聴く為に買ったようなもの
これがまた気持ちのいい音でまいる
名盤とよく言われる来日録音はあまりよく良さがわからなかった
演奏がいいのかもしれないけどオレにはクラシックがよくわからん

クッソ渋い赤ワインと裂きイカがめっちゃ旨い

裂きイカを口に含んだままテキトーなボルドー赤ワインきゅっとやると頭おかしくなる
赤ワインは渋ければ渋いほどいい
白は論外

名古屋テレビアニメ枠が終わってしまった

まさにヘボットは暗黙の社会のルールがありました

小学校でのプログラミング教育ってそんなに難しいことか?

「プログラミング学習ソフトはたくさんあるが、学校教育では使えない」――教育現場の“見えない叫び”に元教員が教材開発 学習指導案も公開 - ITmedia NEWS
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/18/news147.html

カルネージハートでもやらせときゃいいじゃん、プレステの
フローチャートを組んで実際に有効に動くか、
いかにして性能を上げるか、
そんで対戦で勝てるかどうかで熱くなれる

最高の教材だと思うんだが

ヘボット関連が次々に打ち切りになっていく

いもチン(食玩)もコロコロの連載も終わってるなんて…

これは呪いの動画です



これをヘッドホンで爆音再生してしまった人は三年以内に三人の子羊たちに、
デコゲーの素晴らしさを頭からひねり出して伝えなさい
さすればサントスのテーマがあなたの人生にとって救いとなるでしょう

ゲルマFUZZとシリコンFUZZの温度耐性の違いについて

ちょっと前にデジマートマガジンでこんな記事がありまして

>ゲルマニウム・ファズの音は温度によってどう変わるのか?
http://www.digimart.net/magazine/article/2015070101489.html

はっきり言って比較がぬるい
そもそもFUZZFACEもSOULBENDERも構造的には温度差が出にくく設計されているのと、
たとえばカナダあたりとかいけば氷点下の野外ライブだってあるはず(酷い偏見)

ゲルマの漏れ電流をアテにした設計がされているTONEBENDER MK2を、
ゲルマとシリコンでそれぞれ自作したのが手元にあるので、
それらを思い切って冷凍庫で冷やしてみた

結果がこれ
前半が小動物用の電熱ヒーターで人肌程度にぬくめた状態
後半が冷凍庫に一時間以上ぶちこんで出してきてすぐの状態

ゲルマ
ファイル 650-1.mp3


シリコン
ファイル 650-2.mp3


シリコンが思ったよりちゃんとしてて設計した自分もびっくり

TONEBENDERのMK1もおそらく同じ結果になると思います
MK1、MK2は初段が何故かゼロバイアスで増幅されるようになってるんですが、
これはゲルマトランジスタのコレクタ側から漏れ出る電流がベースバイアスとして作用しているので、
シリコンで同じ回路を作っても音が出ません
なのでシリコンのほうは色々試行錯誤の上、自己バイアスを軽くかけてます
この漏れ電流が温度で大きく変わってくるので、温度差を比べるならTONEBENDER MK1、MK2で行うべきです
MK1.5やFUZZFACEなんかは初段にNFB経由でベースバイアスがちゃんとかかりますし、
SOULBENDERみたいなMK3系も初段はしっかりとベースバイアスかけつつ、
ダーリントン回路で大きく増幅した後にゼロバイアス増幅段とダイオードでクリップさせる設計なので、
あまり漏れ電流とかが作用する部分がありません
個々のhfeは変わりますけど、回路自体の増幅率が大きく変わるわけではないです

なので温度を気にしていいのはTONEBENDER MK1、MK2、及びそのクローン機だけなんじゃないでしょうか

けものフレンズ

>すごーい! 「けものフレンズ」の主題歌がフレンズ爆増によりiTunesで総合3位に(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170209-00000050-it_nlab-life
>ニコニコ動画で無料公開されている1話を視聴すると、
>知能が下がりきって平仮名ばっかりのコメントを書き込むのが得意なフレンズといっぱい出会えるよ!
>たーのしー!

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