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フローティングトレモロの裏バネを一発で調整する方法

年末頃にまた新しいギターを買いまして
ファイル 667-1.jpg
弦をいつものエリクサーに交換したらブリッジ全体が若干前のめりになったので調整
なんだけど、フローティングトレモロのバネ調整の実践的な方法を書いてる本もサイトもお目にかかったことが無い
ただネジを回すだけだと行きすぎてチューニングして戻ってチューニングしての繰り返しになる
なので一発で決める方法を考案してみた

ファイル 667-2.jpg
まず、ブリッジが水平になった状態で固定できるスペーサーが必要になる
しかも、微調整ができなければならない
なんかねーかなとおもってこうしてみた
ファイル 667-3.jpg
いわゆるストリングワインダーとかアルトベンリーというヤツ
これの先をガムテープで厚みを微調整してブリッジを水平にしてやる
無ければ何かテキトーな板にガムテープを貼り付けてやればいいと思う
ファイル 667-4.jpg
このブリッジが固定された状態で一度全弦かっちりとチューニングする
終わってスペーサーを外してみると、チューニングが狂うはず
そっからチューナーを見ながら裏バネの固定ネジだけでチューニングする
スペーサーを挟んだのと同じ状態までもってくれば全弦チューニングが合う
これで終わり
マジの一撃で終わるのでオススメ

で、このギター、JACKSON SL4Xっていうインドネシア製のヤツなんですが、
なんと10万ちょいでスルーネック+カーボンロッド入り
そしてかわいいルックス
そのしわ寄せからか、ちょっと作りが雑かも
ロックナットがセンターにあってないし
フレットも四か所ほどビビりが取れないとこがある
あとFRTがFLOYD ROSE SPECIAL(韓国製で亜鉛合金だそうな)なので、
ちょっとアタックの眠い音がする
しかしながら、このルックスとネック、3シングルにFRTという構成は、
改造に倍の値段かかってもいいから欲しいと思えた

FRTをSCHALLER LockMeiste(ベースプレートがC45鋼っていう中炭素鋼)に交換して、
ステンレスフレットに交換してもらうついでにナット位置調整してもらって、
PUも全部交換(KINMANにする予定)して…
ってやってたら多分今の作業には実戦投入できないと思うので、
次の機会にって感じかね

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